平成25年度 事業計画
日本連盟の事業方針を旨とし、かつ「個人の資質を伸ばし、地域社会や国際社会に役立つ青少年を育てる」というスカウト運動の使命に基き、スカウトの健全育成に尽力して参ります。
平成25年度は、活動するスカウトの姿を広く一般の皆様の目に触れて頂く事に加え、スカウト運動の普及に向けて地域社会への積極的な広報活動を継続しつつ、指導者・スカウトの資質の向上に努力して中途退団者の減少を目指し、充実したスカウト活動が推進出来るように各種事業の展開を推し進めてまいります
基本方針:「スカウト運動の基本に基づいて、よりよいスカウトを育てよう!」
―まずは班制教育の徹底―
重点目標:「加盟員の増大を図り、スカウト運動を活性化しよう」
重点施策:
1.充実したスカウト活動を推進するために、第16回日本ジャンボリー参加支援、
第19回千葉県カ ブラリー開催準備、千葉県キャンポリー開催に向けて
特別委員会の立ち上げ、第23回世界スカウトジャンボリー参加準備等々を推進する。
2.各部門への上進率の向上を目指して指導者の発掘と資質の向上を図るとともに、
隊・団の活性化と充実を図り中途退団者の抑止につなげる。
@ 新指導者養成訓練体系にあわせた各種研修会・研修所の開催を実施し、
団・隊指導者の資質の向上を図る。
A ビーバースカウト、カブスカウトは全員上進、ボーイスカウトは全員が1級スカウトを
目指して
菊スカウト、隼スカウト、及び富士スカウトへの育成に努力する。
3.スカウト運動の素晴らしさを地域社会に広め、社会的認知度を上げ支援協力を
得られるようにする。
@ 広報用のツールを活用し、積極的に対外広報活動を展開する。
A 団・隊の指導者は自ら地域社会に奉仕し、貢献する事を推進する。
B 行政はじめ他団体に対して、スカウト運動の理解を積極的に求める活動を展開する。
4.地区編成の検討、及び各種運営委員会の所掌任務の整備。
事業:
(1)スカウト育成関係
@ 各部門のプログラムについて支援を行います。
技能章の「救急章」および「看護章」の取得促進のため、ボーイスカウト救急法講習会
(基礎コース・実務コース)、ボーイスカウト看護法講習会を開設します。
富士章取得を促進するため富士章受章者のプロジェクト発表会を開催します。
富士章および隼章受章者を激励するため顕彰会を開催します。
菊スカウト章受章者の顕彰は各地区において行うことを奨励、推進します。
A スカウトの進歩および班制教育の促進のために継続的な進級調査を実施します。
B 信仰奨励活動として「宗教章取得のための勉強会」の地区開催を支援します。
C 障がい児スカウティングを引き続き推進します。
D 技能章考査員の確保と、名簿の管理をします。
(2)安全関係
@ 安全、救護、危機管理に関する研究と情報提供を行います。
A セーフ・フロム・ハーム(チャイルドプロテクション)の導入に関する検討・提案を
行います。
B 「医師の会」の再構築、及び「看護師の会」の編成検討を行い、支援を得ていきます。
C 上記の内容に伴う講師・指導員の養成を図るとともに、リフレッシュコースを開催します。
(3)国際関係
団・隊に対してスカウト運動が世界的な運動であることを活かした国際交流の推進を図ります。
@ 各種海外派遣の支援を行ないます。
A 日韓交流プログラムの支援を行ないます。
B 来日スカウトのホームステイの受け入れ、成田国際空港への送迎支援を行ないます。
C 16NJおよび23WSJ実行委員会と協力して国際部門の支援を行ないます。
D 23WSJに向けてウエルカム・ザ・ワールドの取り組みを奨励します。
(4)指導者養成関係
@ ボーイスカウト講習会、ウッドバッジ研修所、団委員研修所、安全セミナー、
スカウトキャンプ研修会、団委員研修会を開設します。
A コミッショナー研修所の関東ブロック開設を支援します。
B 新指導者訓練体系にあわせ、スキルトレーニング項目の修得と認定に向けて
開催を支援します。
C 日本赤十字社の救急法講習会開催を計画します。
(5)資材管理関係
@ 指導者研修用訓練資材の整備・管理を行います。
A 資材倉庫内外の環境整備(草刈り、不法投棄物の廃棄処理、破損品の廃棄処理)を
行います。
(6)運動拡大関係
@ 新規発団の推進、新規加盟員の確保、中途退団対策をします。
A 広報誌「スカウトちば」の編集・発行、及び展示パネル等の制作・管理をします。
B 県連盟ホームページの積極活用、及び維持管理をします。
C JOTA・JOTI参加の支援をします。
(7)地域関係
@ 広く社会に認められるスカウト運動をめざし、地域社会に向けて本運動の一層の
理解の浸透を図っていくための活動として、積極的に外部関係機関・団体等と連携し、
スカウト運動の理解を求める活動を継続します。
・千葉県青少年団体連絡協議会との連携を積極的に継続します。
・千葉県庁や各市町村の自治体、千葉県外郭団体等からの奉仕・参加協力要請に対し、
積極的に対応します。
A 「ボーイスカウト運動の素晴らしさを620万県民(地域社会)にアピールしよう!」
(ボーイスカウト運動の認知度・存在感向上)を実現するために
“3W(What?Way?Who?)”の研究成果を生かしつつ、各地区・各団の具体的活動を
積極的に支援します。
B 高校受験生への社会教育活動証明書の発行について、県連盟コミッショナーグループ、
県連盟事務局の協力を得て継続します。
(8)コミッショナー・トレーニングチーム関係
@ 新指導者訓練体系への移行を推進します。
A 県連盟内コミッショナー会議、研究集会を開催し、団・隊指導者の支援者として
必要なコミッ
ショナーの資質向上を図ります。
B トレーニングチーム研究集会および勉強会を開催し、指導者訓練の充実と質の
向上に努めます。
C スカウト教育法を十分に活用したプログラムが提供出来る指導者を育成します。
D インサービスサポートを浸透させ、指導者の資質と青少年プログラムの質の向上を
図ります。
E セーフ・フロム・ハーム(チャイルドプロテクション)を推進します。
F 指導者の資質向上のためのアクションプランを引き続き地区と連携して推進します。
G 隊指導者研究集会を開催します。
H 青少年の意思決定への機会提供を進めます。(県ローバース会議への支援)
(9)特別事業
@ 第16回日本ジャンボリー派遣
A 第19回千葉県カブラリー(平成26年5月実施)
B 第23回世界スカウトジャンボリー(平成27年実施)
C 千葉県キャンポリー開催企画
D 第3回千葉県ベンチャー開催
E ローバース活動支援
F 各種運営委員会の所掌任務の整備
G 地区編成の検討
H 関東ブロック会議幹事県連盟としての対応(平成25年度、平成26年度) |